モンキーに警告

哺乳綱霊長目ヒト科チンパンジーがPCの設定とかを適当につづるブログです

SoftPerfect RAM DiskでChromeを高速化


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私のThinkPad T510はメモリが4GBしか無いという貧弱なマシンですが、動画編集などの重い作業をしない限り、割とメモリに余裕があります。

Google Chormeのタブを50個くらい開くとさすがにメモリの限界値に達しますが、普段は多くても10個程度なので、メモリを使い切る事はほとんどありません。

 

そこで空いているメモリを有効活用するために、メモリの一部をRAMDisk化して、WindowsのTEMPファイルChromeのキャッシュを入れて動作を高速化する設定を試してみました。

 

HDDをSSDにすれば一番手っ取り早いのですが、大容量のSSDは高価、外付けHDDは配線が邪魔、NASは転送速度がイマイチ……ということで、ノートPCのHDDに大容量のファイルを保管したい場合は役立つと思います。

 

なお今回は基本編なので簡単に流れを説明します。他にいくらでも解説サイトがあるので、詳しく知りたい方は下記サイト等をご参照願います。

 

Tipsfound
SoftPerfect RAM Disk

 

イメージファイルを作成 

まずは下記サイトよりソフトをダウンロードします。

 

SoftPerfect RAM Diskのダウンロード : Vector ソフトを探す!

 

インストールするにあたって特に注意事項はありません。

 

ソフトを起動したら、メニューバーよりイメージの作を開きます。

 

赤丸内のフォルダマークをクリックし、任意のフォルダを選択、ファイル名を入力してイメージファイルを作成します。RAMDiskの容量も入力し、OKをクリックします。

 

イメージファイルが作成できました。

 

RAMDiskは複数作成できます。こちらは容量を600MBにしてみました。

 

ディスクのフォーマットと初期状態の設定 

メニューバーから仮想ディスクのマウントを選択します。

 

右端のフォルダマークをクリックして、先ほど作成したイメージファイルを選択した後、OKをクリックします。この時点ではドライブ名を気にする必要はありません。

 

エクスプローラーを開くとマウントしたイメージファイルが表示されています。

この時点ではディスクとして利用できないので、右クリックしてフォーマットする必要があります。クイックフォーマットでかまいません。

 

ディスクが開けるようになったらTEMPフォルダを作成します。

この時のRAMDiskの内容が初期状態となり、電源を入れ直しても常にTEMPフォルダが自動的に作成されるようになります

 

ソフトの設定画面に戻って仮想ディスクのアンマウントを選択します。

 

ディスクのウィンドウを閉じていてもこのような警告が表示されますが、強制的にアンマウントしても問題ありません。

 

RAMDiskの初期状態を変更したい場合は、再度上記の手順でマウントしてディスク内を編集した後、アンマウントすれば変更できます。

 

もうひとつのRAMDisk(600MB)も同様にフォーマットしました。

 

Wndows起動時に自動的にマウントされるようにする 

ツールバーの十字ボタンをクリックします。

 

イメージファイル名の右側のフォルダマークをクリックし、作成したシステムイメージを開き、任意のドライブ名を選択します。これでOKです。

 

RAMディスクの内容をイメージに保存するにチェックを入れると、シャットダウン時にディスク内のデータがHDDに保存され、次に起動した時に以前の状態が復元されます。

 

これで設定は完了です。

 

 エクスプローラーで確認すると、それぞれのディスクが追加されています。

 

TEMPフォルダとChromeのキャッシュフォルダをRAMDiskに移動する

設定画面を開き、WindowsTEMPフォルダの設定を開きます。

 

初期状態ではこのようになっているので、任意のフォルダに変更します。

 

先ほど作成した、TドライブのTEMPフォルダに移動しました。

 

Chromeのショートカットアイコンを右クリックしてプロパティを開き、「chrome.exe"」の後に半角スペースを入れ「--disk-cache-dir="T:\ChromeCache"」と入力してOKを押します。

"T"は先ほど設定した任意のドライブ文字、"\"の後の文字は任意のフォルダ名です。

 

ショートカットからChromeを起動すると、RAMDisk内にChromeCacheフォルダが自動的に作成され、キャッシュファイルが溜まっていきます。

 

これはショートカットから起動した場合のみ適用される設定なので、例えば別のソフトからChromeを起動した場合は、Cドライブ内の設定前のフォルダにキャッシュが作成されてしまします。

 

どこから起動してもRAMDisk内にキャッシュを作成した場合は、下記サイトをご参照下さい。

 


Google Chrome のキャッシュの場所を移動する

 

TEMPフォルダを移動する際の注意点

起動時に自動的にマウントされるようにする設定を行うとき、RAMディスクの内容をイメージに保存するにチェックを入れない場合は、シャットダウンするとRAMDisk内のデータが全て消去されます。(初期状態として設定したフォルダやファイルは除く)

 

大半のキャッシュファイルは消去されても問題ないのですが、まれにインストール時にTEMPフォルダ内に一時的なファイルを作成して再起動時に実行するソフトがあるようです。当然、再起動時にTEMPフォルダ内のファイルが消去されていると、インストールが出来なくなってしまいます。

 

 従って、RAMDisk内にTEMPフォルダを移動した後に、ソフトが正常にインストールが出来ない現象が発生したら、先ずはRAMDiskの設定を疑いましょう。

 

長々と書きましたがこれはエピローグです。次のエントリーでさらなるChrome高速化計画を試します。